学校を卒業して社会に出たら勉強は終わり、ではありません。社会が目まぐるしく変わる今日、仕事で求められる知識やスキルを、時代の変化にあわせて継続的にアップデートすることが必要です。そのための社会人の学び直し「リカレント教育」が注目されています。学びを通じて、より豊かな人生を送るために、あなたも始めてみませんか。
「リカレント教育」の「ネットアカデミー多古」をご紹介します。
「リカレント教育」という言葉を聞いたことがありますか?
「リカレント(recurrent)」とは、「繰り返す」「循環する」という意味で、リカレント教育とは、学校教育からいったん離れて社会に出た後も、それぞれの人の必要なタイミングで再び教育を受け、仕事と教育を繰り返すことです。日本では、仕事を休まず学び直すスタイルもリカレント教育に含まれ、社会人になってから自分の仕事に関する専門的な知識やスキルを学ぶため、「社会人の学び直し」とも呼ばれます。
近年、リカレント教育が注目される背景には、日本人の平均寿命の延びと技術革新の急速な進展が大きくかかわっています。
これまでの私たちの人生は、学校で勉強した後、就職し、ある程度の年齢になったら退職し、リタイヤ後の生活を送るというスタイルでした。しかし、現在は、平均寿命が延びたことや情報技術の進展、働き方改革などにより、社会に出た後も、会社をいったん辞めて留学する、転職や起業で新たな仕事を始める、子育てをしながら働く、定年後も新たな仕事に挑戦するなど、キャリアアップ、キャリアチェンジしていくスタイルに変わりつつあります。
これからの時代は、多様なライフスタイルやライフステージの変化に応じた生き方や働き方がいっそう求められるでしょう。学校を卒業した後も、新たな知識やスキルを身につける学び直しは、生き方や働き方の選択肢を増やし、人生の幅を広げることにつながります。「学び」に遅すぎることはありません。何歳になっても学び続けていくことは重要です。
■リカレント教育と生涯学習の違い
リカレント教育と混同されやすいのが「生涯学習」です。どちらも「学ぶ」という点では同じですが、学ぶ目的が異なります。リカレント教育は、仕事に生かすための知識やスキルを学びます。例えば、「外国語」、社会保険労務士などの「資格習得系科目」、経営や法律、会計などの「ビジネス系科目」、「ロジカルシンキング」「プログラミングスキル」などを学び直します。一方、生涯学習は、生涯にわたり行うあらゆる学習で、学校教育や社会教育、さらには文化活動、スポーツ活動、ボランティア活動や趣味など仕事に無関係なことや「生きがい」に通じる内容も学習の対象に含まれます。
■まず何から始めたらよいか悩んだら?
「学びたいけど何から始めたらよいか分からない」「新しい分野にチャレンジしたい」「転職・就職のために必要なスキルを身に着けたい」「今の仕事に関連する知識や技術をもっと深く学びたい」…
リカレント教育を始めてみたいと思ったら、まずは、エキスパートナーズが38年間企業内講師を務めてきた代表者と各分野の企業内講師陣が運営する「ネットアカデミー多古」をご案内にご注目してください。その特徴は、学習効果が高いと注目されている「反転授業」の形式で進めます。
まず、1つ目の特徴は「学習の流れ」です。従来の学習形態では「教育現場でインプット、自宅でアウトプット」という流れでした。これが反転授業では「自宅でインプット、教育現場でアウトプット」という流れになります。
そして、2つ目の違い「インプット方式」について、これは従来は対面授業による知識の習得が基本でしたが、反転授業ではeラーニングや予習動画を使った自宅学習が基本となります。
最後に、3つ目の違い「授業の形」は、講師と受講者のコミュニケーションに関する違いです。従来の授業形態では講師が受講者に講義をする、いわば一方通行の授業になりがちでした。
しかし反転授業では、疑問点や不明点を講師と受講者でディスカッションをする、いわば「アクティブラーニング」が行われます。自宅での予習が活きる、これまでの授業とは一変した「受講者が主役」の授業形態といえます。
開講は、2025年4月7日です。
プログラム等は現在、詳細を準備中です。会員募集は、3月1日にご案内します。
運営会社:株式会社エキスパートナーズ オンライン研修室 代表 小野寺勇史郎 と専門分野の師士業講師陣